生産性を高めるには環境が大事

フリーランスエンジニアが生産性を高めるためには、仕事をする環境を整えることが大切である。フリーランスは自宅を職場にできるが、自宅だとテレビや趣味の道具など、誘惑が多い。また、プライベート空間での作業は、気持ちを切り替えにくく、作業効率が落ちやすい。そのため、自宅での仕事だと生産性が低いのであれば、レンタルオフィスなどを利用した方が良い。

また、仕事で使用する道具も、ある程度は厳選すべきである。エンジニアはキーボードとマウスを使用するが、それぞれ質が悪ければ、作業のテンポが悪くなったり、思うように動かないことでストレスが溜まりやすくなったりする。そのため、多少コストがかかったとしても、スムーズに作動する良質な道具を用意した方が良い。

そして、複数の仕事を引き受けていると、何から手を付けて良いのかがわからなくなり、生産効率が落ちる恐れがある。その場合は、とりあえずできる仕事から片付けることが望ましい。もちろん納期が迫っているのであれば、その仕事を優先しなければならない。しかし、期間に余裕がある場合は、仕事に優先順位を付ける必要はない。何もできない状態が、最も生産効率が悪い。そうなるのを避けるために、やる気が保てそうな仕事をこなし、常に働いている状況にした方が良い。

さらに、生産性を維持できる仕事を選ぶことも大切だ。仕事を断ることができるのは、フリーランスエンジニアの特権である。その特権を活用して、モチベーションが維持できそうになかったり、不得意な分野だったりする仕事は、引き受けない方が良い。

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